2005年03月13日 (日)
PREMIER SNOOKER LEAGUE 2005 #4 [ビリヤード・スヌーカー]
Ronnie O'Sullivan v Jimmy White
いよいよロニー“ロケット”オサリバン登場。2004年のワールドチャンピオンで、現在世界ランキング1位。プレミアには3年ぶりの出場なので期待。
ということで見ていたが、ジミー・ホワイトがすげー。とんでもない。#1のヘンドリー戦でもすごかったのだが、今日はそれ以上にすごかった。相変わらずセーフティがバッチリ決まり、オサリバンが耐えきれずに甘めに残したロングポットを入れ、それから流れるようにブレイクを続けていく。安定感抜群。オサリバンにほとんど何もさせなかった。ショットタイムは平均10秒ぐらいしかかかっていないのではないだろうか。フレームを取ってから少し緊張感が抜けてセンチュリーブレイクこそならなかったが、これがずっと続けば誰にも負けないと思わせてくれるすごさだった。
オサリバンは期待していたが、ちょっと残念だった。少し安定感を欠いているようだった。しかしそれでも彼らしいスーパープレイがある。彼は左右両方でショットすることができるのだが、それを頻繁に入れ替えてブレイクを続けていたのである。どういう基準で使い分けているのかは解説の福田さんにもわからないらしい。
それにしても、今回のホワイトはヤバイかもしれない。絶好調であるのに加えて、ショットクロック25秒・6フレームマッチという特殊ルールに一番適応しているのが彼ではないかと思う。今回対戦の2人はどちらもショットが早く、ショットクロックルールもあまり問題ないだろうといわれていたのだが、オサリバンのほうは文句タラタラのようだ:
"The format is stupid. I don't enjoy it at all and at the end of the day it's not Snooker.""You can't settle or take you time over shots.
It's not going to produce good Snooker.
You might as well watch a couple of amateurs
down the Snooker hall. It throws you out of
sync. You just can't relax.""They should put a heart rate monitor on the
players. I think mine would be up to 180 beats
a minute. With this I'm under the cosh all the
time. The pressure's always there."
ともかく、これで今後の展開がさらにおもしろくなった。毎週日曜日が楽しみだ~!!
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